家づくりの考え方

新住協 東北地区大会 建築視察

新住協東北大会では、研修会に加え地域の工務店や建築会社が手がけた建物の視察と紫波町の「オガール」を訪れました。

オガールは、建物を一つつくるだけではなく、公共施設や商業施設、住宅などを組み合わせながら、人が集まり、地域の中で活動が生まれる場所をつくっている街づくりの事例です。
地域に必要な機能を考え、無理なく継続できる形で整備していく考え方は、建築だけでなく、これからの地域づくりを考える上でも大変参考になりました。

今回、住宅の視察で特に印象に残ったのは、里山の木を地域の建築に活かしていることです。
単に木を見せるのではなく、その土地で育った木を外壁や内装などに使い、建物と地域の風景をつなげていました。
木の外壁は、年月とともに色が変わり、新築時とは違った落ち着きや深みが生まれます。

岩手県は、以前から高性能で質の高い住宅をつくる工務店やビルダーが多い地域だと感じています。
性能だけを競うのではなく、地域の木や風土、暮らし方まで含めて建築を考える。その姿勢は、秋田杉の製材所を原点とする私たちにとっても、大変参考になるものでした。

高い性能を確保することは大前提です。
その上で、秋田の木を活かし、年月を重ねても地域の風景になじむ住まいをつくること。
さらに、建物単体だけでなく、その建物が地域の中でどのような役割を持つのかまで考えること。

今回の視察を、これからの家づくりや地域との関わりに、しっかりと活かしていきたいと思います。

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