施工事例・現場紹介

空き家の解体工事が続いています

近年、県外など遠方にお住まいの方から、能代山本地域に残っている空き家の解体についてご相談をいただくことが増えています。

現在、能代市元町、八峰町石川で解体工事が終わり、引き続き二ツ井町で解体工事が進んでおり、いずれも建替え工事ではなく既存建物の解体工事です。
相続した実家や、長く使っていない住宅など、所有者の方が遠方に住んでいる場合、

  • 現地の状況をなかなか確認できない
  • 建物の傷み具合が分からない
  • 解体業者をどこに頼めばよいか分からない
  • 解体後の土地をどうするか迷っている

といったご相談も少なくありません。
もちろん、使える建物をできるだけ大切に使い続けていくことが大前提だと思っています。

ただ一方で、現実には人口減少や相続などを背景に、地域の中で空き家が増えているのも事実です。
管理が行き届かなくなった空き家は、建物の老朽化だけでなく、草木の繁茂、積雪による倒壊の心配、周辺への落下物など、近隣の生活環境にも影響を及ぼすことがあります。
「残して活かす」という選択肢を考えたうえで、それが難しい場合には、解体もまた大切な選択肢の一つです。
建物を安全に解体し、土地を整理することで、周辺環境の改善につながり、その土地を次の世代へつないでいくきっかけにもなります。

一棟の空き家をどうするかという問題は、所有者の方だけの問題ではなく、少しずつ地域全体の環境にも関わってきます。
私たちも建築に携わる立場として、「残す」「活かす」「解体する」それぞれの方法を考えながら、その土地や建物に合った選択のお手伝いができればと思っています。

解体工事というとただ「壊す作業」という印象が強いかもしれませんが、周辺の建物や道路、隣地の状況を確認しながら、安全に進める必要がある大切な工事です。
二ツ井の現場では、内部の壁や天井を取り外し、柱や梁など建物の骨組みが見える状態になっています。
普段は仕上げの裏に隠れている部分を見ることができ、昔の建物がどのようにつくられていたのか、大工さんの仕事がよく分かりますね。

また、能代市花園町では、現在、不動産会社による既存建物の解体が進んでいます。
こちらは解体工事が終わり次第、お客様の新しい住まいを弊社で建築させていただきます。

建物がなくなり、更地になり、そこからまた新しい暮らしの場所が形になっていく。
解体工事の現場を見ると、建築は「建てること」だけではなく、土地や建物の役割が次へつながっていく仕事でもあると感じます。
それぞれの現場で、安全第一で工事を進めてまいります。

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