今年の『のしろみなと祭り』の実行委員長を勤める事になり、以前護衛艦のしろが来航した際にお越しいただいた海佐へのご挨拶を兼ね、市ヶ谷の防衛省海上幕僚監部に行ってまいりました。

さすがは国防の中枢。
正門の中には銃を持った陸、海、空のそれぞれの隊員が警備をしています。
そんな中、海佐にお出迎えいただき敷地内へ。


ひとつのオフィス街かのような規模です。
はじめに、せっかくお越しいただいたのでということで、防衛省の地下にある、戦時中使われていた地下壕に案内いただきました。




自衛隊の方もほとんど見たことがないそうで、良い機会だからと10名ほどの方と一緒に見学をさせていただきました。
ここは戦時中、大本営陸軍部、陸軍省、参謀本部等の陸軍の主要機関の防空壕として建設された地下壕だそうです。
戦後GHQに接収された跡なども垣間見ることができました。
大本営地下壕についてはまた今度詳しく。
続いて市ヶ谷記念館へ。

移築の際に減築されてはいますが、こちらは『極東国際軍事裁判』(東京裁判)の法廷として使われていた建物です。


また、ここはいわゆる『三島事件』の場所でもあります。
館内にはその時の傷跡が残されていたり。
傷ましい歴史のため画像は控えたいと思います。
その後庁舎にて海上自衛隊の組織や防衛について話を伺い、能代、秋田とのこれからの取り組み等について相談をさせていただきました。
能代から出向いた、わずか2名のために時間を作っていただいた防衛省の皆様に感謝いたします。
熱中症対策や諸般の事情により、今年のみなとまつりは秋に開催です。
9月21日日曜日の開催となりますので、ぜひお楽しみに!