ZEH牛島西の外壁には、メインとなる吹付塗装仕上げと、平屋部分には秋田杉の下見板貼りを採用しています。
今日は作業場で、外壁材となる秋田杉への塗装が行われています。
塗料は、着色ではなく酸化鉄・樹皮・ハーブなどから作られた防護保持剤の『ウッドロングエコ』を採用しています。
能代の方は第四小学校の外壁などでご覧になったことがあるかと思います。
昨年竣工のZEH東能代でも採用しています。
※上記の写真はZEH東能代です。
ウッドロングエコは、腐朽菌の発生を抑えて木の腐れを予防し、また経年変化の様な優しい風合いに仕上げることが出来ます。
当社では、木が収縮した際にも非塗装部分が無いよう、貼り付け前に板の状態で塗装を行います。
ウッドロングエコ薬剤のプールを作り、その中に杉板をドブ付けし、十分に染み込ませています。
ドブ付け後、数分で色味が変わり、1ヶ月ほどかけて徐々に色むらが消え均一に美しく仕上がります。
本物の素材で造る住まいは、年々増す経年美をも楽しむことが出来ます。