ZERO ENERGY HOUSE
はなぜ必要なのか?
近年、超大型台風や異常高温、干ばつや洪水などの自然災害が世界各地で多発しています。
これらの異常気象の最大の原因は地球の温暖化によるものと言われ、
温暖化は、二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスの濃度が増加することで起こるとされています。
自動車業界や家電業界など、建築以外の業界では、以前よりCO2の発生を抑えるべく対策がなされ、ここ数年ではすでに減少傾向にあります。
しかし、住宅業界においては、住まいの全館冷暖房化や、原子力発電の停止に伴い、CO2の発生量が増加しているのが現状です。
平成28年、COP21のパリ協定で日本は2030年までに、CO2の発生量を26%削減することで合意がなされました。
そこで、増加傾向である住まいから発生するCO2を抑えるため、平成25年省エネ基準を定め、また2020年度よりこれまでより高い断熱性能を義務化する動きが始まっています。
その最高水準の住宅が
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスです。
“ ZEH ”
ZERO ENERGY HOUSE とは?
ZEHとは、その家で、1年間に冷暖房や空調、家電で消費した『一次エネルギー』よりも、
太陽光発電などの創エネシステムで作り出したエネルギーの方が多い、圧倒的に省エネで、CO2発生量の少ない住まいの事です。
現在、国土交通省と経済産業省で、ZEHの自律的な普及のため、ZEH建築に対して多額の補助事業を行っております。
使うマイナス
その家で1年間に使用する一次エネルギー
+
創るプラス
その家で1年間に作り出すエネルギー
=
0
ゼロ、さらにはプラスに!
ZEHに必要なこと
住まいのゼロエネルギー化のために最も必要なこと…
それは「可能な限り住まいで使用するエネルギー量を抑えること」です。
私たちの住む秋田では、暖冷房と給湯だけで、年間に使用するエネルギーの約4割を占めています。
そのために、まずは極力少ないエネルギーで暖冷房が行えるよう、そして暖冷房した熱を外に逃がさない様、より高い断熱性能が必要となります。
『すずきよの家』では、高性能なトリプルガラス樹脂サッシやダブル断熱工法、そして高効率の給湯と空調システムを標準仕様とし、住まいのZEH化に取り組んでおります。
また、すべて自社設計士がエネルギー計算を行い、より良い性能、より良い環境を低コストで実現するため検討を重ねております。
『すずきよの家』は、2020年までに、新築住宅の100%ZEH化を目標に取り組んでまいります。
平成28年度 ZEH補助金
- ・経済産業省ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスZEH支援事業 125万円
- ・国土交通省地域型住宅グリーン化事業高度省エネ型 ゼロ・エネルギー住宅補助 最大215万円(三世代同居、地域材加算を含む)