計算・測定に基づく省エネ設計に
当社のつくる省エネな住まいには、計算や測定に基づく根拠があります。
当社では設計段階から、その計画している建物から損失されるエネルギー量などの計算をし、
必要な暖房エネルギー量や、光熱費まで試算をしています。
工事中にも現場で気密性能などの測定をし、設計段階で計画された性能が保たれているか検査を行っています。
これはひとつひとつ丁寧に、まじめに家造りをする当社の特徴でもあります。
快適な暮らしのための住まいの性能。
「快適な住まい」と言うと、どんなイメージがありますか?
吹き抜ける爽やかな風や、暖かな空間など、それぞれの快適のイメージがあると思います。
しかし、この曖昧な「快適」という言葉に、ISOで定められた国際標準の基準があることをご存じでしょうか?
じつは住まいにおける「快適」とは人それぞれの感覚ではないのです。
『すずきよの家』は、ISO国際標準化機構の基準を考慮して住環境を考え、世界基準の快適さを備えた住まい造りをしております。
快適の基準 室内の快適範囲
室内環境基準 | 国際基準値 | 「すずきよの家」 | 「すずきよの家」の解説 | 備考 |
---|---|---|---|---|
快適温度OT | 夏季24.5℃ 冬季22.0℃ | 冬季22.0℃ | ヒートポンプシステムの設定温度によりますが22℃程度が一般的です。 | 夏季は設備により異なりますが、通風計画により、快適性を向上させています。 |
気流(風速) | 0.2m/秒以下 | ほぼ無し | 床下エアコンや、パネルヒーターによる輻射暖房を採用し、また家全体が高気密化されているため、室内の気流は極めて微弱です。 | 一般の住宅では隙間風により、またファンを用いた温風暖房をした住宅では、強い温風で空気を暖めるため、気流が強く、不快感を感じやすいです。 |
輻射熱(熱放射) | 壁・窓10℃以下 天井5℃以下 | ほぼ無し | 床下エアコンや、パネルヒーターによる24時間暖房のため、床や壁、天井等にも温かさが蓄積されます。 また、窓にも高性能なトリプルガラスサッシを採用しているため冷輻射熱はほぼありません。 | 断熱性の低い一般の住宅では、壁や床、天井面と室温に大きな温度差ができ、床の冷えなどの局所不快感を感じます。 |
上下温度差 | 3℃以下 | ほぼ無し | 輻射熱により床面も暖められるため、床から天井までほぼ同じ温度となります。 | 壁付けエアコンや、ファンヒーターなどの温風暖房をした住宅では、空気のみが暖められるため床との温度差が大きくなり不快感を感じやすいです。 |
床面温度 | 19℃~26℃値 | 冬季22℃ | ヒートポンプシステムの設定温度によりますが22℃程度が一般的です。 床下空間も、居室と同温度のため床が冷やされる事がありません。 | 床面温度は最高でも29℃までとされています。それ以上の温度は素足で歩く日本の住宅では不快とされています。床暖房の温度は35℃程度のため、寒い部屋では快適に感じますが、全館暖房では逆に不快感の原因となってしまいます。 |
室内環境基準 | 快適温度OT |
国際基準値 | 夏季24.5℃ 冬季22.0℃ |
「すずきよの家」 | 冬季22℃ |
「すずきよの家」の解説 | ヒートポンプシステムの設定温度によりますが22℃程度が一般的です。 |
備考 | 夏季は設備により異なりますが、通風計画により、快適性を向上させています。 |
室内環境基準 | 気流(風速) |
国際基準値 | 0.2m/秒以下 |
「すずきよの家」 | ほぼ無し |
「すずきよの家」の解説 | 床下エアコンや、パネルヒーターによる輻射暖房を採用し、また家全体が高気密化されているため、室内の気流は極めて微弱です。 |
備考 | 一般の住宅では隙間風により、またファンを用いた温風暖房をした住宅では、強い温風で空気を暖めるため、気流が強く、不快感を感じやすいです。 |
室内環境基準 | 輻射熱(熱放射) |
国際基準値 | 壁・窓10℃以下 天井5℃以下 |
「すずきよの家」 | ほぼ無し |
「すずきよの家」の解説 | 床下エアコンや、パネルヒーターによる24時間暖房のため、床や壁、天井等にも温かさが蓄積されます。 また、窓にも高性能なトリプルガラスサッシを採用しているため冷輻射熱はほぼありません。 |
備考 | 断熱性の低い一般の住宅では、壁や床、天井面と室温に大きな温度差ができ、床の冷えなどの局所不快感を感じます。 |
室内環境基準 | 上下温度差 |
国際基準値 | 3℃以下 |
「すずきよの家」 | ほぼ無し |
「すずきよの家」の解説 | 輻射熱により床面も暖められるため、床から天井までほぼ同じ温度となります。 |
備考 | 壁付けエアコンや、ファンヒーターなどの温風暖房をした住宅では、空気のみが暖められるため床との温度差が大きくなり不快感を感じやすいです。 |
室内環境基準 | 床面温度 |
国際基準値 | 19℃~26℃ |
「すずきよの家」 | 冬季22℃ |
「すずきよの家」の解説 | ヒートポンプシステムの設定温度によりますが22℃程度が一般的です。 床下空間も、居室と同温度のため床が冷やされる事がありません。 |
備考 | 床面温度は最高でも29℃までとされています。それ以上の温度は素足で歩く日本の住宅では不快とされています。床暖房の温度は35℃程度のため、寒い部屋では快適に感じますが、全館暖房では逆に不快感の原因となってしまいます。 |
質の高い住まいの4つの基準
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快適さPleasure
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健康的Healthy
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省エネルギーEnergy saving
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耐久性Durability
『すずきよの家』では、
上記4つの基準はもちろん、
平成25年度省エネルギー基準も
大幅にクリアしております。
より快適で、質の高い住まいの実現のためには、高い断熱性能、温熱性能が必要となります。
熱の逃げにくさを表すUA値、隙間の少なさを表すC値、日射熱による温度上昇の影響を表すηA値。
「すずきよの家」では、計画段階からの性能計画、建築時の性能測定を確実に行い、次世代省エネルギー基準はもちろん、平成25年に定められた新省エネルギー基準をもはるかに上回る、圧倒的に高い性能をもった住まいを提供しております。
平成25年省エネルギー基準
UA値
【熱損失計数 W/㎡K】
外皮面積あたりの熱損失
値が小さいほど家から熱が逃げないため、優れた断熱性能であることを示します。
高性能住宅に最も必要な性能が、このUA値、断熱性能です。
【外皮平均熱貫流率(UA値)の基準値】
・平成25年基準北海道地区 0.46W/㎡k
・平成25年基準能代地区 0.75W/㎡k
【すずきよの家の基準値】
・標準仕様保証値 0.35W/㎡k以下
C値
【相当隙間面積 c㎡/㎡】
住まいの隙間の小ささである
気密性能を表す数値です。
C値が小さいほど家に隙間が無く、優れた気密性能であることを示します。
家に隙間があると、隙間風や、温度差による結露やカビが発生するおそれがあります。
また、「24時間計画換気」においても、隙間風に邪魔をされ室内空気の換気ムラが発生してしまいます。
高性能住宅は、高気密化があってこそ正しい性能を保つことができるのです。
【相当隙間面積(C値)の基準値】
・次世代省エネ基準北海道地区 2.00㎤/㎡
・次世代省エネ基準能代地区 5.00㎤/㎡
【すずきよの家の基準値】
・標準仕様保証値 0.50㎤/㎡以下
nA値
【冷房期の平均日射取得率 イータエー】
夏季の日射熱の入りにくさである
住まいの日射遮蔽性能を表す数値です。
値が小さいほど夏季の日射を効率よく遮蔽し、冷房負荷を抑えた省エネルギー性能が高いことを示します。
一般的には、夏の日射は防ぎ、冬は積極的に取り入れる計画がなされます。
軒の出や庇を積極的に取り入れたパッシブ設計が求められます。
冷暖房光熱費と住宅性能
住宅の断熱性能が良いほど、冷暖房の熱ロスが少なくなるため、結果光熱費は安くなります。
秋田市の42坪の住宅で比較したところ、このような結果が…。
-
高性能住宅レベル
UA値0.30年間暖房灯油使用量
約500リットル/年 -
高断熱性能レベル
UA値0.46年間暖房灯油使用量
約1,000リットル/年 -
次世代省エネ基準レベル
UA値0.75年間暖房灯油使用量
約2,000リットル/年
UA値0.30とUA値0.75の住まいは、
住宅ローンが終わる35年後には、
暖房光熱費で約300万円の差が出てしまいます…
『すずきよの家』の、
快適な暮らしへの取り組み
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ダブル断熱工法
『すずきよの家』では断熱工法に、高性能断熱材を内外の二重に充填をする、ダブル断熱工法を採用しております。
性能の高い断熱材を二重に施すため平成25年省エネルギー基準の北海道基準をもはるかに超えた、非常に優れた断熱性能を実現しました。
これにより、外気の寒暖に影響を受けにくくなるため、快適で、またより少ないエネルギーでの冷暖房が可能となります。 -
遮熱透湿防水シート
冬季などの窓を開けて換気のできない季節には、高気密住宅では室内空気を計画的に機械で換気する必要があります。
しかし、せっかく暖めた室内の熱を換気によりすべて捨ててしまうのでは、エネルギーの無駄使いとなってしまいます。
『すずきよの家』では、外に捨てる空気から熱だけを回収して再利用する熱交換換気システムを採用いたしております。 -
熱回収換気システム
建物の快適性と省エネルギー性を向上させるためには、断熱による熱の遮断と、さらに輻射熱を反射させる遮熱が非常に大切です。
『すずきよの家』では、屋根に遮熱透湿防湿シートを採用して輻射熱のコントロールをしています。
夏場には太陽光による室内温度の上昇を防ぎ、また冬場にも暖めた暖房熱を室内に反射させ、快適な居住環境を保つことができます。 -
開口部
光や風を通り入れられる窓は、同時に冬の冷気や夏の暑さも入ってきてしまいます。
高性能住宅では、窓やドアの開口部の計画が非常に重要になります。
『すずきよの家』では、窓には高性能トリプルガラス樹脂サッシを、玄関ドアには高性能木製断熱玄関ドアを採用しております。
圧倒的に高い断熱性能により、冬季であっても窓際で冷気を感じることはほとんどありません。
また、窓からの冷暖房エネルギーのロスも大幅に軽減されます。
ヒートポンプ暖房システム
もっと自然な「室内気候」へ
ヒートポンプは、自然のエネルギーを利用する、環境に優しい暖房システムです。
使用した電気の3倍もの熱エネルギーを作ることが出来る、省エネ性に優れた暖房熱源です。
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ヒートポンプ式 放射型暖房システム PS HRヒータ
低温で連続運転を行うことにより、この放射熱が壁に蓄積され、ボイラーに負担をかけることなく、長く室温を保持できます。
熱量は同じでもHRヒータの配置とデザインによって暖房効率を高めることができます。 -
ヒートポンプ式 床下エアコンシステム
高効率なエアコンを床下や小屋裏に設置をして連続運転を行うことにより、基礎コンクリートや天井面にも蓄熱され、僅かな風量と共に対流し、快適な温熱環境を実現します。