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2016.10.27
パッシブ視察・リノベーション勉強会
研修2日目。
今日も17000歩オーバー。
痩せましたね。きっと。
きっと…
さて、今日は都内を出発して埼玉県飯能市へ。
南雄三氏が基本設計を行った、パッシブリフォームのKIPと、同じくパッシブ設計で『地場産業に家づくりを戻す』のコンセプトの元計画をされた新築のMEPを視察に行きました。
施主さんは、元々は材木メーカーで、現在では建具メーカーを営む方。
通風や採光を積極的に取り入れる工夫が取り込まれた建具が随所にあり、また8畳グリッドの間取りも非常に効率よく設計がなされていました。
その後自由学園明日館で、リノベーション住宅推進協議会会長の内山博文氏を講師に招き勉強会が行われました。
リノベーションに必要な価値軸の転換と、私たちビルダーとは違ったアプローチで進められているリノベーション。
私たちも、いま一度リノベーションの体制、仕組みを改めて構築する必要がありそうです。
そしてエコハウス大賞の審査を終えた東大の前先生もかけつけ懇親会が行われました。
FLライト建築で飲むビールもまたずいぶんと捗りますね(笑)
明日もまた視察が続きます。
ほどほどに。 -
2016.10.26
ジャパンホームショー2016
東京ビッグサイトで開催の、ジャパンホームショー2016に行ってきました。
行きの機内では西方さんやリフォームのヨシさんと遭遇。
皆さん目的は一緒ですね。
東京の最高気温は25℃。
長袖で涼しい顔で歩く東京人の中、半そで歩く私。
汗だくですよ(笑)
さて、今年のジャパンホームショーは例年に比べ、ZEHに関連したブースや、木や漆喰など、本物の素材の展示が増えていました。
これまではいわゆる『建材』が多く感じましたが、今年は例年より見応えのある展示会と感じました。
わざわ座ブースが特に目を引きました。
わざわ座は、設計士、デザイナーがデザインをし、職人が作るという、本来の建築の姿を継承し、情報を共有し、職人の手仕事の復権を目指す有志のグループです。
全国の知り合いのビルダーさん達の家具が展示されていました。
その後、当社も加盟する住宅評論家の南雄三氏率いるBB研究会の皆さん、北海道、九州、中部のビルダーの皆さんと合流し、明日からのセミナーに向けて、屋形船で交流会を行いました。
酔いますね!屋形船は(笑)
明日はパッシブリフォームをした実物件、その他建築現場の視察と、自由学園でのセミナーです。 -
2016.10.19
住宅ストック循環支援補助事業
国土交通省の事業として『住宅ストック循環支援事業』の補正予算が10月11日に成立されました。
対象となるのは
① 良質な既存住宅の購入
② エコリフォーム
③ エコ住宅の建て替え
の3つについてです。
それぞれの条件は
①の良質な住宅の購入には、10月11日現在40歳未満の方が、設計士によるインスペクション(第三者による調査)を行い、既存住宅売買瑕疵保険に加入したもの
②のエコリフォームについては
A.ガラス交換や内窓の設置などの開口部断熱改修工事
B.外壁や屋根、天井又は床などの断熱改修工事
C.節水型トイレや高断熱浴槽などのエコ設備の導入
D.その他A.B.Cの断熱工事と共に行われる、バリアフリー化工事、エコ住宅設備導入工事、劣化対策工事、耐震化工事、瑕疵保険への加入
③のエコ住宅への建替えについては木造住宅の場合、断熱等性能等級4、または一次エネルギー消費量等級4以上の性能
上記の条件となります。
補助額は
①の良質な住宅の購入は最大65万円補助
②のエコリフォームは最大30万円補助で、耐震化も行う場合は45万円補助
③のエコ住宅への建替えは基本の30万円補助と、BEI値の優れたものにはさらに10万円又は20万円の追加で最大50万円補助
このような補助事業となります。
これから全国各地で説明会が開催され、より詳細な内容が出てくることとは思います。
ZEH等国の補助とは併用できませんが、秋田県や能代市で行っているリフォーム支援事業とは併用して受給が可能です。
リフォームを検討される際には、ぜひご検討いただいた方が良いと思います。
ご興味がございましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。