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2017.04.25
4月29日(土)30日(日)ZEH牛島西完成内覧会開催
年間の一次エネルギー消費量がゼロとなる、『ネットゼロエネルギーハウス』が完成し、完成内覧会を開催いたします。
大きなバイクガレージや、土間コーナーの薪ストーブ、家族皆で使える解放的な書斎コーナー、畳敷きの読書コーナーなど4人の家族が楽しく、心地よく過ごしていただけるよう考慮した設計となっております。
また、洗濯干し場ともなる家事室やたくさんの収納など、間取りの工夫、高さの工夫、そして視線の抜けや外構計画によるプライバシー配慮など様々な面で住まい造りの参考にしていただけることと思います。
国土交通省のネットゼロエネルギー住宅補助事業にも採択された、『すずきよの家』のゼロエネルギーハウスをこの機会にぜひご覧ください。
デザインだけではない。性能だけでもない。
当社の住まい造りを、ぜひこの機会にご体感ください。
日 時 : 2017年4月29日(土)~30日(日) 10:00~17:00
会 場 : ZEH牛島西 [秋田県秋田市牛島西4-20-16]
ご予約 : 不要
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2017.04.22
クローバー異変
わが家の庭には四つ葉のクローバーが大量にはえています。
1分間に3つは見つけられます。
昨年から増殖中。
何が起きているのか(笑) -
2017.04.18
木都能代の復活のため地域の木で建てる
MOKスクール2017の第1回講義のため、大阪に行ってまいりました。
MOKスクールは、建築家での、Ms建築設計事務所の三澤夫妻が、阪神大震災後の1995年から続くプロ向けの建築塾です。
構造や、木質材料ばかりか、森林資源問題やシックハウス問題、温熱環境などにも範囲を広げ、『まっとうな木造住宅』を普及させるための勉強の場となっています。
これまで秋田からの参加者はほぼいないかと思いますが、レベルの高い関西の木造住宅技術と、地域の林業・製材業と、地域の山が循環している点に興味があり、今年度より参加をさせていただきました。
関西で出来ている、山と製材と建築の連携。きっと秋田でも出来るはずです。
地域の山の木を、地域の製材所が製材をし、地域の工務店が建てる。
本来当たり前であるはずの建築サイクルですが、現在ではほぼ出来ていないのが実情です。
秋田杉の産地であり、木都と言われる秋田県能代市ですら、輸入構造材による住まい造りが主体になっています。
その理由のひとつとして価格があります。
すぐそばにあるはずの木が、伐採、乾燥、製材を行い製品となった頃には、輸入木材よりも高価なものになってしまいます。
これは、流通量の少なさと、構造材としての流通システムがうまく構築されていないことで、高価なものとなり採用が出来ないという悪循環になっているからです。
しかし今回の講義でもあった様に、住宅一軒の新築にかかる構造材料費は総工費のわずか5%に過ぎません。
3000万円の総工費として150万円程度です。金額としては、ユニットバスとキッチンを合わせた程度です。
全体からみると非常に少ない割合です。
構造材にもう少しだけコストをかけ、地元の木を使ってみても良いのではないでしょうか?
これからの秋田に必要なこと。
地元の素材を使うことで、山を活かし、地場の木材産業を活性化し、伝統技術を継承し、雇用を増やしていく事こそが、これからの秋田、能代山本地域を豊かにするために必要なことと思います。
これは、秋田杉の製材業から創業し、木材の流通、そして現在建築業、建築設計を行う当社としての地域への責務として今後より一層取り組んでいきたいと思います。
業種、官民問わず、賛同いただける方がいらっしゃいましたらぜひ取り組みましょう!
大切な森林、大切な技術、大切な人材、大切なお金。すべて地域で循環させましょう。
『すずきよの家』は建築の立場から地域に貢献いたします。